フリーター医師

フリーランス医師に不可欠な self-discipline

フリーランス医師 FAQ

でも触れましたが、医学部の学生、これから医学部を受けようという学生から質問を受けます。

医師のアルバイトを扱っているので、フリーランス医師に憧れる方からの質問が多いのは仕方ないのですが、フリーランス医師がみんな優雅な生活をしているとは限りません。「稼げる」「自由」というイメージを抱く人が多いようですが、現実にはそんなことはありません。高収入なのは、相当な仕事量をこなしているからです。勤務医と違って病気でも簡単には休めませんし、休めば休むだけ減収ですから死に物狂いで働いている方が多いです。常勤医が充足してしまえば簡単に首を切られるリスクもあります。

「来年もこの仕事があるだろうか?」という不安と常に背中合わせです。

そして最後にselfdisciplineこれが一番重要です。自分を磨く為に自制・自己鍛錬する姿勢がなければフリーランス医師として働き続けることはできません。医局にいる最大のメリットは、自分で意識しなくても医療技術がアップデートされる点にあります。しかしフリーランスになると自由な反面、上司が叱ってくれるわけではありませんし、学会発表や論文投稿などもしなくなるでしょうから勉強や鍛錬をする強制力が失われます。ともすれば易きに流れがちになり、持っている技術も陳腐化していく懸念があります。自分で自分を律して鍛錬を続け、医師としての腕を磨いていかなければならないのです。

ですから、這ってでも仕事に行くハングリー精神、明日の仕事が無くても前を向いて進める楽天性、selfdisciplineの3つが揃っていなければフリーランス医師を続けられないと思います。「フリーランス医師になりたい!」と思った時、我が身を振り返り、先生御自身がこの3点をお持ちかどうか自問自答してみて下さい。

フリーランス医師を続けれらる3条件
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