医師不足

茨城県が医師不足解消のため、初期研修医に合同研修会を開く。

茨城県の医師不足は深刻です。

茨城県の医師数は2012年12月時点で5,172人と全国15位でしたが、人口10万人あたり医師数では175.7人で同46位と低迷しています。茨城県 は人口減が続いています。つくば市のある南西部以外は深刻な人口減が続いています。人口が減るのは良くないですが、人口当たりの医師数も低迷しており、茨 城県は危機感を強めています。

茨城県は4月17日、この4月に県内の病院へ赴任した新初期研修医約150人を対象に合同研修会を開き、県の医療体制や若手医師向けの支援制度について説明しました。昨年に続く2回目の開催で、県内の医師不足解消につなげることが狙いです。昨 年度は県内で初期研修を修了した100人のうち、引き続き県内で後期研修を受ける人は68人にとどまります。3分の1は県外に流出しているのです。そこで 県は研修支援制度を説明したり研修医同士の交流会を開いたりして、多くの医師に後期研修も県内で行ってもらいたい考えです。

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