青森県で初期研修を受ける新卒医師数が最多になりましたが、これには弘前大学の努力の賜であるようです。今年度、青森県内13病院で初期研修を始めた研修医は93人で、2004年に臨床研修制度が始まって以降最多になりました。2014年度と比較して24人増えており、一番多かった2013年度の72人も大幅に上回るという結果を残しています。
93名の内訳は、弘前大卒が62人(前年度比15人増)で、うち県内出身者は42人(同6人増)。いずれも過去最多となっています。県外大学卒は31人(同9人増)で、うち県内出身者は13人(同7人増)だった模様です。
今春弘前大医学部を卒業した学生が入学した2009年春、弘前大学医学部の定員増が行われました。前年度比10人増の100人、県内勤務を前提とした「地域枠」も同20人増の55人と増えたのです。6年経った今、その結果が見事に出たことになります。
青森県の医師不足が改善することをお祈りしています。
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