女性医師の復職を支援します
女性医師の転職
小学生女児が将来目指す職業第一位は医師だそうです。それほどの憧れの職業である女性医師。先生方は一人前の医師になるために、時間、努力を傾けてこられました。プライベートも頑張り、勉強も頑張って、医師としても頑張ってきた。そんな女性医師の経験する大きなイベントが妊娠と出産です。しかしなかなか休めず、多くの先生が8週間で復職されているのです。育休を使えず、辞めざるを得ない先生が多いようです。
「そんなのあり？」
と思うのですが、本当です。休んだら以前のポストを失ってしまうなんていうこともあります。
弊社は、そんな逆風に苦しんでいる女性医師の復職を支援します。
雇用に関しては、女性と男性との間で、少し違った部分があることについては既に皆さんもご存じではないかと思います。その理由となるのが、「結婚や出産、育児」といったタイミングによって、離職を検討する女性が多いことが挙げられています。 女性医師の実際の雇用に関する状況などについてお伝えします。
女性医師にとって一つの悩みの種とも言えるのは、妊娠・出産・子育てなどで現場を離れることです。先生方は離職を経験されたことがあるでしょうか。まだ若い世代の方であれば、あまり関係がないかもしれませんが、女性医師の人生を考える上で避けて通れない問題です。
何故、女性医師は離職せざるをえないのか
通常、仕事と言えば長期にわたり、継続的に続いていくようなものであり、男性医師にとっての仕事もそういうものです。しかし、既にご存じの通り、女性にとって仕事を続けるには女医という仕事の労働環境は少々厳しい部分があるのではないでしょうか。女性医師が第一線を離れてしまう理由は、大まかに分ければ以下の通りとなります。
いずれも、男性にとってはそれほど影響が無い（基本的に女性がメインで育児などを行う事が多いため）のですが、その負担の大半を背負うのが女性になってしまうことが多いため、どうしても一時的に休職あるいは辞職せざるを得ません。結婚に関しては、この段階では仕事を頑張って続けられる方も多いのですが、いざ妊娠出産となってくると、やはり仕事を続けるのが難しくなってしまいます。医師という仕事はなかなかハードなものです。当直をしていてCPAが来院すれば心マをせざるを得ないでしょうが、「妊婦にそれをさせるか？」と言えない雰囲気の病院は少なく無いでしょう。若手女性医師であればあるほど。このように、当直、呼び出しと、気の休まらない状況で働いておられる方が多いため、苦渋の決断という思いで仕事を辞められていくことが多いのです。
また、中には「なかなか結婚できないから」といった理由で辞めていかれる方もいらっしゃいます。どうしても仕事が優先となってしまいがちな環境下では、なかなか良い男性と巡りあっても続かない、ということなのでしょうか。いずれにせよ、女性医師の先生方にとって「離職は避けて通れない問題」である、と言うことが分かります。現状、このような状況に歯止めをかけるべく、医師不足である状況に対して様々な対策がとられており、女性の負担を軽減させるための施策も医療機関単位でとられてはいます。しかし、大勢が実感できるレベルには達していないというのが現状なのです。そんな状況ではありますが、職場を離れざるを得ない事情はあったとしても、現在は復職に関する動きが前進しているところではありますので、もし先生方が転職を検討されたりする機会があれば、転職先となる場所では「どのような施策をとっているのか」を、予めご確認されておくことをお勧めします。
増加する女性医師と、それを支えようとする環境の変化
近年、女医の数は増加の一途をたどっており、約10年ほど前からみれば、その数はおよそ2倍程度にもなっています。しかし、男性医師の数はそれほど変わっていないことから、女性が医師という仕事を目指す機会が広まっていると考えることができるでしょう。
その一方で、30歳前後から第一線を離脱する先生が増えてくるのも一つの現実です。そのため、職場や診療科目によって少々の偏りがあることは間違いありません。これは、簡単に言ってしまえば「理解があるかどうか」が、診療科目、あるいは医療機関によって異なっていると表現することもできます。全体的な雇用に関しては、女性だから、あるいは男性だからということで大きな差が出るといったことは今のところみらられていません。
女性だから転職が難しい等のハンディキャップがあるわけではないのです。ただ、前述の通り、一定の年齢に達するとどうしても女性ならではの課題が出てきます。これまでは、その課題に対して医療機関側も辞めてもらおうと一方的な部分があったものの、昨今では続く医師不足などの状況もあってか、女性医師の復帰支援を行うところも増えています。一時的に離脱することはあれど、その後の復帰を促してくれる組織の増加、また、再雇用を行う医療機関、全体としては女性医師の継続的な雇用を歓迎するムードが広まっているというのが現状です。
実際に現場で働いている方々も、出産や育児が落ち着いてきたら、できれば何らかの形で仕事に携わっていたいと考える先生も多く、弊社や専門の機関にはそのような相談が数多く持ち込まれています。
また、華やかな復帰を迎える方もたくさんいらっしゃることから、少し不安に感じるような雇用状況に見えますが、少なくとも「フルタイムでの常勤勤務」や「パートタイム的な非常勤勤務」に戻れることは間違いないでしょう。その点では、ご安心されていいのではないかと思います。
世の中には「仕事に疲れたから結婚したい」という女性もいます。ネット上で賛否両論ありますが、ただ単に仕事したくない、というようなフリーター的思考で結婚の道を選ぶことには違和感があります。女性医師の先生方はポジティブかつエネルギッシュな方が多いので、仕事と結婚の両立をいかに図るか考えている、そんな先生がほとんどです。
そんな先生をサポートしていくのが、サポートスタイルの使命です。お気軽にご相談ください。