ハンガリー国立大学医学部

海外医師免許保有者の医師国家試験受験と日本語診療能力調査

海外医師免許を取得した者が日本の医師国家試験を受験しようとする際に、日本語での診療能力が十分にあるかどうかを調べる「日本語診療能力調査」

これについて、厚生労働省が合格基準を厳しくする、具体的には合格基準点を50点から60点に引き上げることを決めました。今秋の能力調査から適用されます。

海外の医学部を卒業し、現地で医師免許を取得した者が日本の医師国家試験を受験しようとした場合、日本語診療能力調査などを受け、受験資格の認定を得る必要があります。2005年に厚生労働省が出した通知では、「日本語を用いて診療するために十分な能力を有しているか否かを調査する」と規定されています。病歴や身体所見などの医療情報の収集に加え、検査や治療の計画策定、診断書 の作成などについて、「日本の医学校において医学の課程を修めた者と同等の能力を有するか否かを調査する」としています。 政府は外国人医師を地方に配分して医師偏在を是正しようとしていますが、日本語が不自由な外国人医師が無制限に流入してしまっては困ります。一定の歯止めは必要でしょう。

ハンガリー国立大学医学部を卒業して日本の医師免許を取得しようという層にピッタリ当てはまる条件ですが、

「日本の医学校において医学の課程を修めた者と同等の能力を有するか否かを調査する」

という「日本語診療能力調査」の目的に合致します。ハンガリー国立大学医学部では英語で授業をしますから、医学用語も全部英語です。日本の医療現場のように日本語の医学用語は教えられません。日本語の医学用語を使いこなせるかどうかチェックされるわけです。日本語ネイティブな日本人なら勉強ゼロでも突破というわけでもなさそうです。

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