医局辞める

医局を辞めるための3つの手順

医局を可能な限り穏便に辞めるための3つの手順

医局に所属されていて、転職するために「医局を辞めたい」となった場合、できることならば穏便にお辞めになりたいものですよね。

特に、同じ地域で働くともなれば、しこりを残したままお辞めになることは避けたいものです。

キャリアがあり、それなりのポジションにいらっしゃる先生の場合、スムーズに辞められるとは限りません。とはいえ、転職するためにはどうしても医局をお辞めになる必要が生じます。

そこで、医局を可能な限り穏便に辞めるポイントについて、書いてみたいと思います。

医局を出可能な限り穏便に辞めるための3つの手順
穏便に医局を辞める

1. 医局を辞めると言い出すタイミング

4月に人事異動が行われることが多いですが、その人事がおおよそ固まってくる間際になって言い出すのは、やはりタイミングとして最悪と言わざるを得ません。次年度の人事が固まる前の段階にあらかじめ言っておく必要があり、なおかつ辞めるタイミングの3~6ヶ月前には伝えておく必要があります。たとえば、4月の新体制が固まるのが1月頃だとすると、その3~6ヶ月前、前年の7~10月頃には伝えておくことがオススメです。

ただし、異動の時期だけでなく、「A先生が病気で倒れたらしい」「B女医が妊娠・出産で勤務が制限されるらしい」といった医局の状況にしっかりと気を配り、言い出すタイミングを推し量るにも重要になります。

2.医局長に婉曲に「医局を辞めると」表明するのではなく、ストレートに教授に直訴する。

医局長に相談し、様子を伺うのが良いといった意見もありますが、余計に時間がかかりますし、医局側に対策を考える時間を与えてしまうことになります。そうなると上手く話が進まない可能性が高まります。大きな権限を持っているのは教授です。ですから、ストレートに教授に話に行ってしまうのが良いでしょう。

3.医局の状況への配慮をしつつ医局を辞めると表明する。

昨今、大方の医療機関では医師が足りません。医師が辞めてしまうというのは打撃となります。医局の状況への配慮をしつつ切り出すのが望ましいのではないでしょうか。できれば
「実は転職を考えています。今、医局が厳しい事情も分かりますので、できるならば半年後頃には辞めさせてください」という感じが良いでしょう。

また、すでに人事が固まっており、今回の人事では辞められそうにない場合は、次期の人事異動の際に辞める、といった、タイミングを伺うことも重要です。

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