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医局辞める

医局をやめるタイミング

投稿日:12月 24, 2017 更新日:

医局をやめるタイミング

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医局を辞めるのは医師人生の中で一大決心が必要になる場面です。

ここでは、医局を辞めると出来なくなることには“何”があるのか、医局を辞めるタイミングは“どのよう”に見極めたらいいのか、そして医局を辞めると“いつ”言うのがベストなのかといった点について詳しく解説していきます。

医局を辞めると出来なくなること

医局を辞めると出来なくなること、閉ざされてしまう道がいくつかあります。

たとえば教授などの職階をめざすこと、大学院で博士号をとること、海外の医療機関への留学をすること、研究で成果をあげることなどです。これらの点について医師は医局を辞めるかどうかを決める際にじっくりと考える必要があります。

教授などの職階をめざすこと

教授は大学病院内の医局のトップに君臨する存在ですので、医局を辞めることで教授になるという道は完全に閉ざされることになります。当然ながら、准教授、講師、助教といった職階をめざすこともできなくなるということです。

大学院で博士号をとること

博士号の取得をめざす場合は大学院に進学することになりますが、大学院進学の入試試験を吟味するのは教授や准教授など医局の上層部になります。また、学位授与の最終決定権をもっているのも教授になります。そのため、医局を辞めてしまうと博士号をとることが難しくなるのが実情です。

海外の医療機関への留学をすること

医局に頼らずに自分の力だけで海外の医療機関へ留学するということは不可能に近いといわれています。なぜなら、日本の医師免許は海外で同じ効力をもつわけではないからです。

そのため、医師として海外の名門研究室に入室して医療機関で基礎研究、臨床研究したいと思ったならば教授のコネクションが不可欠になります。

研究で成果をあげること

市中の病院と比べて大学病院は研究ができる環境が整備されています。また、専門性の高い珍しい症例を多く診る機会があるのも大学病院になります。そのため、医局を辞めると研究で成果をあげることは難しくなります。

医局を辞めると出来なくなることには上記のようなものがあります。

しかし博士号の取得や海外の医療機関への留学など、医局に入って目標としていたことが達成できたとき、また医局に留まるメリットが無くなってきたと感じたときには見切りをつけるタイミングになります。

キャリアの選択による医局を辞めるタイミング

医局を辞めるかどうかの判断は、何を重視するかによって決めることができます。もしも、臨床に特化したキャリアを積みたい、年収を増やしたい、家庭やプライベートを優先させたいと考えているのであれば医局を辞めたほうが良いでしょう。

臨床に特化したキャリアを積みたい

大学病院の医局に所属していると、基礎研究や臨床研究の分野でキャリアを積むことができます。

しかし、そうした分野でのキャリアにこだわらず、臨床に特化したキャリアを積んでいきたいと決めた場合には、医局を辞めることを真剣に考えてみるといいでしょう。

医局に所属していると、通常の診療業務以外にも医局ならではのさまざまな雑務をこなしていかなければならなくなり、臨床医として診る症例の数や種類は市中病院に比べて少なくなる傾向があるからです。

臨床に特化したキャリアを積みたいと考える場合には、大学病院の医局に所属している間に専門医の資格を取得しておくことがおすすめです。

その理由は2つあります。ひとつは、専門医の資格は医局を離れると取得しづらいものがあるということ。もうひとつは、専門医の資格をもっていると有利な条件で転職を進めていくことができるからです。

無事に専門医の資格を取得して、大学の医局にいるメリットがもうないかなと感じるようになったときは、医局を辞めるひとつのタイミングといえます。

年収を増やしたい

医師として働く意義の中で「年収」が大きなウエイトを占めるのであれば、医局に所属していることにこだわる必要はありません。というのは、大学病院で働く勤務医の給与は民間病院の勤務医に比べてかなり低くなっているからです。

30代前半の大学病院の勤務医であれば、平均年収は500~600万円ほどですが、民間病院の勤務医の平均年収は1,100万~1,200万円です。

年齢が上がっていくと年収の差が縮まってはくるものの、すべての年代で民間病院の勤務医の年収のほうが高いというデータが出ています。

ちなみに、大学病院の教授の年収は1,200万円ほど、准教授では900万円ほどだといわれています。ですから、単純に年収を増やしたいと考えているのであれば、医局に見切りを早々につけて民間病院に転職するというのは悪い選択ではありません。

家庭やプライベートを優先させたい

医局での勤務は通常の診療業務だけでなく研究や論文執筆などの業務もあるため多忙を極めます。そのため、家庭やプライベートのための時間を取ることが難しいと感じている医師は多くいます。「結婚して子供が生まれたので早く帰りたい」と思っても、その日までに仕上げなければならない業務が残っていると帰れないものです。

また、医局に所属していると関連病院に数年単位で異動させられるため、「家族と長い時間一緒にいることができない」「なかなかひとつの場所に落ち着くことができない」と不満を感じることもあるようです。

医局の中で出世することよりも家庭やプライベートを優先させたいと思う気持ちが強くなってきたならば、医局を辞めることを真剣に考えると良いでしょう。

医局を辞めることはいつ言うのが良いか

医局を辞めるという決断をしたあとに考えなければならないのが、「いつ言うのが良いのか」ということです。

教授に医局を辞めるということを切り出すのは気が重くなる事柄ですが、辞めると決定してからはできるだけ早めに伝えるほうがいいでしょう。一般的には、転職する半年~1年前が伝えるタイミングとして望ましいとされています。

十分前もって伝えることで医局の上司は後任を探すことができますし、引継ぎをしっかりとして退局することができます。

医局を辞めるということを転職する2~3カ月前に伝えるとすると、上司からすると急に辞められることになるので、医局内で後任の調整がスムーズにいきにくくなり、「人事の調整がつくまであと半年、あと1年間待ってくれ」と引き留められる可能性が高くなってきます。

最悪の場合は転職先の医療機関に圧力がかかって話が破談になってしまうことも起こり得ますので、十分前もって伝えるようにしましょう。

辞めるときの心証を悪いといろいろな弊害が生まれる

医局を辞めるときの心証が悪いと転職後の医師人生にまで暗い影を落とすことがあります。

転職をする際の交渉がうまくいかずに心証が悪くなってしまうと、医局との人脈が閉ざされてしまう、最先端医療の情報が手に入りにくくなるといった弊害が生じる可能性もあるのです。

医局との人脈が閉ざされてしまう

医局の中でもっとも力をもっているのが教授になります。その教授との関係が医局を辞めるときに悪くなってしまうと、そこの医局員との人脈も閉ざされてしまいます。将来的に開業しようとしたときに、所属していた医局から人材を紹介してもらえないということも十分に起こり得ます。

最先端医療の情報が手に入りにくくなる

大学病院では最先端医療の研究・臨床がおこなわれています。裏を返せば大学病院以外からは最先端医療の情報や技術などを入手することができないということでもあります。臨床医として最先端医療についていけなくなるのは、かなり大きな痛手となるでしょう。

医局を辞めるときに教授や上司との間でもめてしまうと、こうした弊害が生じる危険性がありますので、退局する際には十分な準備をして望むことが求められます。

まとめ

医局を辞めるかどうかということは医師にとって大きな決断です。医局を辞めることで出来なくなることもありますから、まずは「自分は医局を辞めるべきか、それとも医局に残るべきか」をしっかりと見極めましょう。

自分にとっては医局に残ることのメリットはあまりないということが分かったなら、それは辞めるタイミングといえるのかもしれません。もしも医局を辞めることを決めた場合は、早いタイミングで伝えることでスムーズに退局することができます。

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