医師不足

埼玉県が県内出身の医学部生向け奨学金の募集枠を拡大する

医療施設に従事する人口10万人あたり医師数が135.5人と全都道府県で最も少ない埼玉県。埼玉県の医師不足問題は深刻です。地元に残る医師確保は非常に重要な課題です。医師不足解消を目指す埼玉県は県外の大学医学部に進学する県内出身者を対象に、奨学金を貸与することになりました。7月7日、奨学金候補者の募集を始めました。

http://www.pref.saitama.lg.jp/a0703/ishiikusei-shougakukin/

この制度は、埼玉県が月額最大で20万円を貸与し、卒業後に一定期間、県内医療機関で働けば返済を免除することにしています。 恥ずかしながら私はこれまで存じませんでしたが、今年で4年目になる事業です。応募者は順調に増えており、昨年は募集人数15人に対して約100人の応募がありました。募集枠の拡大を求める声も多く、埼玉県は制度拡充に動いています。今年は昨年より5人多い20人を募集する予定です。

奨学金制度の対象は2016年度に県外の大学医学部医学科に入学を希望する方です。県内在住であれば、学生に限らず社会人も応募できます。貸与の期間は最長6年間で、総額で約1,500万円です。募集は8月7日までで、書類選考を経て秋に面接選考を実施する予定です。

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