医師不足

青森県、研修医確保のために病院合同説明会を行う

青森県、研修医確保のために病院合同説明会を行う

医師不足の解消が重要な問題である青森県ですが、青森県と県内の11病院が青森市で合同説明会を開きました。これは、弘前医学部で学ぶ学生たちに卒業後の研修先に県内の病院を選んでもらい就職につなげてもらおうと研修内容などをPRするものです。8月3日は弘前大学医学部の学生16人が参加しました。初期研修のみならず、その後も青森県内に定着してもらうことを目指しています。

医師アルバイト 青森県
青森県の医師不足対策

青森県の医師不足は深刻

青森県内の医師の数は、人口10万人あたり184.5人と全国平均を42人下回り、都道府県別では42位と厳しい医師不足が続いていますが、悪い話だけではありません。2004年の臨床研修制度発足後、青森県に残る初期研修医数が今年初めて最多になりました。東北各県は医学部卒業生の県外流出に長期間苦しんできたのですが、青森県では明るい兆しがみられます。新卒医師の県外流出に悩まされてきた秋田県も初めて卒後1年生の県内残留率が50%を超えるなど、青森と同じ改善傾向が
みられています。

弘前大学の努力が結実している

青森県によれば、弘前大学が青森県内で研修を受けることを条件に募集定員を増やした結果、今年は平成16年以降で最も多い93人が県内で採用されています。県内唯一の医学部である弘前大学医学部の頑張りは大きいですね。弘前大学医学部が音頭をとって、県内の病院と連携して県内で研修する研修医枠を増やしました。こうした地道な努力が着実に実を結んでいるのです。

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