アルバイト医師が雇い止め?
契約社員・派遣社員の契約打ち切りが社会問題になっていますが、フリーター医師の世界も無縁ではないかも知れません。
私の知り合いの先生から伺ったお話です。
その先生の所属される医局の抱えるアルバイトで「雇い止め」の事例が具体例として出たようですのでご紹介します。
ターミナル駅前にある300床程度の二次救急の私立病院。院長は医局OB、常勤医師は他科も含め同じ大学出身者であり、に大学の関連病院といえる病院です。常勤医のQOLの確保のためであろう、土曜日午前の外来は大学医局に頼んでアルバイト医師で回していました。そのような形態が数十年続いてきた。ところが先日、院長から医局長に以下のような申し入れがあったそうです。
「新年度より、土曜日の外来は常勤医でカバーすることになりました。よって今後は医局からアルバイトを派遣していただく必要はありません。」
そのアルバイトは割が悪く、不人気案件であったため、先生方としては寧ろ有難いことであったそうです。
このケースは、美味しくないアルバイトを向こうから切ってくれたので良かったのですが、運が良かっただけでしょう。世の中には、美味しいアルバイトを切られてお困りの医局も出てきているはずです。
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