刑務所医師不足の解消は待遇の改善から
過酷な職場ながら報酬の少ない刑務所医師。正式には矯正医官といいます。給与水準の問題もさることながら、医師としての経験を積みにくいなど人気が出ないのも仕方のないことなのかもしれません。民間並みに給与をアップする、禁止されている兼業を自由にするなどの対策が必要です。刑務所や拘置所などの医師不足対策を検討してきた法務省の有識者検討会は21日、給与の増額や兼業規制の緩和などを盛り込んだ待遇改善案をまとめ、谷垣禎一法相に提出しました。刑務所などの医師は慢性的な不足が続き、定員の8割に満たない状態が続きます。常勤医が不在の施設も31カ所もなります。法務省は関連法の改正などを視野に、制度を見直していく予定です。
ある程度の収入を確保させてあげなければ、刑務所医師のなり手がないのは当然といえます。もう少し柔軟な働き方を認めていくことが求められています。
慢性的な医師不足を受け、法務省が医師求人広告を出し続けることが常態化していることは異常事態であると言わざるを得ません。
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