医師転職

医師転職 (老健施設長)

介護老人保健施設(=老健)は介護保険が適用され、介護を必要とする高齢者に、看護・介護といったケア、リハビリテーション、栄養管理・食事・入浴などの日常サービスまでを提供する施設です。老健は、その規模に応じて、1施設に常勤医師1名以上(入所者数を100で除して得た数以上)を配置しなければなりません。常勤医師が施設長を兼務しなければならない法的な縛りはありませんが、常勤医師が施設長を兼務しているケースがほとんどです。

ゆったり勤務が最大の魅力
入所者の健康管理にかかわります。入所者の診断や治療だけでなく、医師の立場から、看護職やリハ専門職への指示・助言も行います。老健に入所するのは、病状が安定期に入った高齢者なので、ゆったりした勤務が可能です。当直なし、9時5時、実働時間一日30分という労働環境が実現できます。

避けたほうが良いのは夜間オンコールを受け持たされる施設です。大抵の施設は外注していますが、常勤医ひとりに負わせるところもあるので注意が必要です。
また、後方支援病院とガッチリタッグを組んでいるところを選びましょう。そうでないと、体調が悪くなった入居者が出るたびにどこに受診させるか気を揉み、疲れてしまいます。

老健施設長の収入
週4日勤務で1000万円程度、週5日勤務で1200万円程度です。決して高くはありませんが、9時5時、実働時間一日30分という労働環境が得られる施設を選べば悪くない選択でしょう。医師免許取得後の年数で、異なる金額を設定している老健もあります。

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