医師転職

医師転職の履歴書

履歴書なんて適当で良い、そんな先生が多いと思います。
なるほど、一昔前までは医師が転職しようと思えば断られることなど考えられませんでした。しかし、今はそういう時代ではないのです。悪徳医師紹介会社とつるんで転職を繰り返すワルがいるため、履歴書のチェックは厳しくなっています。

頻繁な転職を繰り返す医師、履歴書に空白期間のある医師は目をつけられてしまいます。嘘はいけませんが、短期での転職(医局派遣は除く)、空白期間を作るといった行為は極力避けましょう。

また、履歴書をいい加減に書いてしまうと、社会常識の無い医師と誤認されて落とされる恐れもあります。こういう誤解は面談で挽回できると思いますが、履歴書がNGでは面談までたどり着けないとなると挽回のチャンスも与えられません。それでは仕方ないので、履歴書は真剣に書きましょう。

医師の場合は、「なぜ転職するのか?」という転職理由や、「今までどんな仕事をしていたのか?」という実績が重視されます。転職理由とこれまでの実績の部分は特に力を入れましょう。職歴、専門医はもちろん、こういう技能ができる、どういうオペを何例やったなど詳しく書きましょう。

医療機関は即戦力を求めています。あれもできる、これもできるという積極性が重要です(もちろん、嘘はいけません)。

それから面接です。医師紹介会社の急増により、医師の転職が当たり前になった現在、履歴書だけではすり抜けてしまう重要事項を面談でチェックするようになっています。

コミュニケーション力の極度に劣る医師、社会性の無い医師は要りません。こういった医師を排除するために面談で厳しくチェックするようになってきているのです。

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