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医局を辞めたいとお考えの先生は少なくない

医局を辞めるのは何のためですか?

医局を辞めたいとお考えの先生は少なくないのです。
しかし、どのようにして実行に移したら良いのかがわからず、我慢しているだけなのです。
スムーズに医局を辞める術を知らないため、お悩みの先生のなんと多いことか。

医局に所属されている先生の中には、何らかの理由から医局を辞めたいとお考えになったことがある方が少なくありません。何がなんでも医局を辞めたいのなら、その理由についてもういちど見つめなおしてみることが大切です。

医局を辞める理由を見直すことによって、医局を辞めるという選択肢以外の選択肢を探していくことにもつながっていくのです。

例えば、人間関係の理由から医局を辞めたいとお考えなのであれば、最初から辞めると決めてかかるのではなく、どうすれば人間関係のトラブルを解決することができるのかを真剣に検討することから始めるべきでしょう。他の病院なら、もっと環境が良いかもしれませんが、残念ながらそんな理想郷が見つかるとは限りません。軽く辞めてしまったがために、せっかくの良い職場を逃してしまうことにもなりかねないのです。

人間関係の悩みをご自身だけで抱えこんでしまうと、心を病んでしまって働けなくなることもあります。直接的な解決にはならないかもしれませんが、第三者に話すことで気持ちが楽になるケースが多いです。

医局を辞めたいと思っても、すぐに辞めてしまうのではなく、今何ができるのか考えてからでも辞めるのは遅くないのです。

まず、よく考えることです。

それでも医局を辞める決意が揺るがないのなら、もう前だけ向いて進んでください。後戻りはナシで。

スムーズに医局を辞めるためには、医局を辞める決意を、適切な時期に、教授や医局長に伝えることが大切です。仁義を切るということです。それもタイミングが大切です。適切なタイミングは医局によって異なってきますから、しっかりと調べておきましょう。三ヶ月前の医局もあれば、半年前のところもあります。その期限がわかったら、それまでに次の就職先を決めておくようにしましょう。なぜなら、行き先未定であれば強引に引き止められて辞めることが出来なくなるからです。

その期限が来る前に、医局を辞める決意をお伝えください。
仮に引き留められたとしても、次の就職先が決まっていると言えば、比較的スムーズに辞めることが出来るのです。

この点が実に大事なのです。必ず行き先は先に決めておいてください。

必然的に水面下で転職活動をすることになるわけですが、お仕事をしながらの面談、就職活動というのは実に大変なものです。弊社がしっかりとサポートいたしますので、何なりとお申し付けください。

転職活動は他言無用です。ご友人に気軽にご相談される先生も少なくないようですが、よく考えた上で行動されたほうが良いでしょう。他人様が親身になってくれると思っとったら大間違いです。先生がいなくなって困る同じ病院のご同僚や、先生が良い条件で転職することを複雑な思いで見ているご友人の心境を慮ることが必要です。口が滑って全て台無し、なんてことも珍しくないのです。

ご入職の日まで、とにかく慎重に!

私が良く聞かれるのが、
「医局をやめると医師としての将来性がなくなるのでは?」
という質問や。

そんなことはありません。
医師免許さえあれば、裸一貫、日本国内どこでもやっていけるものです。その証拠に、フリーランスで大成功しとる先生がたくさんいらっしゃいます。むしろ、医局内で無難に過ごしているために伸びる可能性がスポイルされている可能性もあるのです。それじゃ勿体無いですよね。

人生、一度きりです。ご自分の可能性を信じ、医師人生を思い切りエンジョイしてください。

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