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医局を辞めることは先生御自身にしかできません

医局を辞めることは先生御自身にしかできません

弊社のブログでは「医局を辞める」という医師人生における大きな転機をいかに穏便に乗り越えるかというテーマでさまざまな議論を掲載しています。

ありがたいことに、色々なご質問・ご意見を頂戴しています。
多くの先生方にお答えしているのが、
「医局を辞めるには先生御自身でないと難しい」
という点です。

医局を辞めるのは先生御自身

医局を辞めた後に転職したい、開業したい...etcのご相談は弊社に全面的にお任せいただければ必ずご満足いただける結果を出すことをお約束しますが、最初の一歩といいますか、「医局を辞める」という手続きは先生御自身にしかできないことなのです。もちろん、アドバイスは最大限だせていただきます。大学病院の医局を円滑に辞めることが大切なのです。
ブログ記事

上記をお読み頂きたいのですが、何事も平常心。精神的余裕をもって始めましょう。

まず、医局とは絶対に喧嘩してはいけません。

「医局を円満にやめる」ということが、医師が転職される際に求められる必要条件です。ここで医局と喧嘩別れなどをしてしまえば、その後がやりにくくなります。特に同じエリアで医師を続けることが難しくなることだって稀ではないのです。

弊社にお申込みいただいた先生にはこれをまずご理解いただいています。
最近増加している独立系のクリニックグループなどは別として、一定規模以上の病院はいずれかの医局の関連であることが少なくありませんから、トラブルを抱えてしまうと自ら選択肢を狭めることになってしまうのです。

医局を辞めるには時間がかかる。長期的計画で臨む。

喧嘩しないことを心に誓ったら、円満に医局を辞めための長期計画を立案しましょう。何事も最初の計画が大切です。基本は1年。事情が許せば3年まで余裕を見れば、間違いなく円満にスムーズに辞められます。緊急事態が起きてしまった場合は例外です。

まず、転職先を決めます。契約書も交わしておきます。もちろん、全て隠密行動です。友人であれ誰であれ、他人に口外は無用です。自分と配偶者以外には言うべきはない。他人に言ったら、それは教授に漏れると思ってください。
そこまで済んだうえで、いよいよ辞意表明です。

医局を辞めると教授に言うべきか、上司に言うべきか。 

これはケースバイケースです。教授と仲が良い、同じグループであるなどという場合は迷わず教授に辞意表明です。先生が非主流派に属している、教授と面識もないなどという場合は直属の上司に伝えて教授まで持って行っていただくのが良いでしょう。

教授室をノックして、辞意を表明に行くのは非常に緊張しますが、教授の立場で考えれば、コソコソされているよりも単身乗り込んできて辞意を表明されたほうが清々しい気分になるものです。教授の心象を悪くしなかったとしても、医局は会社と同じで、組織の大きさこそが権力の源泉なのです。どれだけの医局員を抱えているかで決まります。最高権力者としては、若手でもベテランでも流出は避けたいのが正直なところです。ですから、何か嫌味のようなことを言われても我慢しましょう。どんなに厳しい言葉をつきつけられても、恭順の意を示すのが大人の対応です。

教授のメンツを潰さないよう、無難な「医局を辞める理由」を考えておく

教授のメンツを潰さないよう、
「それじゃ仕方ないね。」
と言いやすいような、無難な理由を示して差しあげる必要があります。波風が立ちにくい「 医局を辞める理由 」とは?女性医師の場合、 「結婚・出産のため」これが一番無難な理由になります。他人のプライバシーに介入するのは憚られる御時世ですから、女性の妊娠・出産にまで介入すればパワハラと呼ばれてしまいます。それから、ご家族の病気、ご両親の介護など、教授といえども口出ししにくい理由を示して差し上げると良いでしょう。そういった理由なら教授も介入しにくく、早期に諦めていただける可能性が高まります。早く諦めていただくのが重要です。下手に期待を持たせてしまうと、強力に慰留されかねません。慰留を振りきって辞めると疲れますし、先生も恨まれます。もし話がこじれて退職した場合、狭い業界なので先生の根も葉もない悪い噂が広がってしまいます。それはなんとしても避けねばなりません。

医局をお辞めになりたくてお困りの先生、医師の転職、アルバイトの御相談は弊社にお気軽にお問い合わせ下さい。誠心誠意、全力でサポートさせていただきます。

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