マイナンバー制で医療費の無駄を削減
医療費の無駄を削減するにはマイナンバー制を活用するしかありません。2016年に利用開始予定ですが、そのままでは使用ができないのは問題でしょう。速やかに対策を打ち、医療費の無駄を排除してほしいものです。
効率的な診療や医学研究につなげるため、将来的にマイナンバー制度を活用した医療番号を導入し、患者の受診歴などを医療機関が共有するべきだとの中間報告を有識者による厚生労働省の研究会がまとめました。
国民に番号を割り振って社会保障や税情報を一元管理するマイナンバーは2016年に利用が始まりますが、そのまま医療機関が扱うことは認められていません。このため医療向けには新たな番号を割り当てることになります。
患者がマイナンバーのカードを受診時に提示すると、医療機関が医療向け番号を読み取れる方式が検討されています。マイナンバーを自動的に数字以外の電磁的な符号に変換し「医療番号」にすることが考えられています。