医師不足

医学部定員の無制限な増加政策は禍根を残す

医学部定員増が相次ぐ

文部科学省は20日、医学部のある国公私立79大学のうち18大学で、2015年度の入学定員を今年度より65人増やして過去最多の9134人とする計画を発表しました。

 

日本政府の医師増産政策

政府は2008年度から医師不足解消に向けて定員を増やしています。2007年度の定員に比べて実に1,509人増となっているのです。在学中の奨学金を負担した府県で、卒業後に医師として働くことを条件とする「地域枠」の増員が、国立5校19人、公立2校5人、私立10校40人の計17校64人です。研究医の養成に力を入れる大学に認める「研究医枠」は、慶応大の1人です。

無制限な医師増産に歯止めを

現在のように無制限に医師数を増やす政策はいつか取り返しのつかない事態を招きかねません。 歯科医師の二の舞いにならないようにせねばなりません。

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