医局を辞めると教授に言いに行く。緊張しますね。
「このまま医師を辞めたい」そんな気持ちが募って転職活動開始。
転職先も決めた、契約書も交わした。後は教授の了解を得るのみ。ここまで周到に準備を進めてきた先生でも、教授との面談でその決意が揺らいでしまうことが少なくありません。
「医局を辞めたいのですが・・・」
と言って、
「ああそう、わかったよ。」
と言ってくれる教授などほとんどいません。
医局という組織は、メンバーが減っていくことに対して本能的な恐怖があるのです。要は、メンバーが減ればそれだけ他の医局員の負担が増える、それを危惧しているのです。
「自分だけラクをして、他の先生にかかる負担を考えないのか!」などと責める教授も少なくありません。
「○○県で医者ができないようにしてやる!」という教授もいます。
一方、あと半年だけ、あと一年だけと言って引き延ばそうとする教授もいます。
彼らはこういう駆け引きには慣れています。あの手この手で引きとめようとしますが、決して負けてはいけません。辞意を表明したからには、最後まで押し通すべきなのです。
ここで引き留めに乗ってしまうと、「医局を抜けたがっている人」というレッテルを貼られてしまいます。我慢して残留しても厚遇されることは無いと言えます。出世コースから外れてしまうのに、歯を食いしばって残留しても良いことはありません。
決意の退局表明が必要です。あくまでも低姿勢を保ちつつ、「医局を辞める」という決意は誰に何を言われようと揺るがないという態度を貫いて下さい。
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