医局辞める

医局を辞めることの難しさ

医局を辞めることの難しさ

先生方が良くご存知の通り、医局を辞めるということは決して簡単なことではありません。
しかし、逆説的なようですが、大事なことをおさえておけば決して難しいことではないのです。
円満退局の秘訣、それは・・・医局側を傷つけることなく辞めることです。医局を辞める理由は人ぞれぞれですが、穏便な理由を考えねばなりません。円満に大学病院の医局を辞めることが大切なのです。

医局の人間関係に閉塞感をお感じの先生、御多忙過ぎて御家族とのお時間がなかなか取れないことにお悩みの先生。しかし、医局から離れることは難しいことであるというイメージから、我慢の日々が続いてしまっていませんか?

医局の人材配置に乗って関連病院をローテーションしていくシステムはよくできています。10年も頑張ればじゅうぶんな経験を積むことができ、一人前の医師に育ててくれます。もちろん、最初のうちは辛いことも多いはずです。初期研修医としての修行を終えた直後に派遣される関連病院での勤務地では、若いからということで相当ハードな勤務を強いられる先生も多いことでしょう。

睡眠時間もじゅうぶんに取れないほど、朝から夜まで働き、当直をこなし、休みの日も病院から5km以上離れられられない生活。都心から遠く離れてしまい友達と会う時間も取れず、携帯電話やPHSを手放せない生活。いつ呼び出されるかもわかりまへんから、お酒も飲めない。それでも、一人前になるための修行と思って耐えている若手の先生の何と多いことか。

しかも若手の頃は、どの関連病院に飛ばされるかどうかわからないという不安がつきまといます。特に若いうちは、遠隔地や僻地に派遣されることが少なくありません。それなりのキャリアを積んでくれば、ある程度の希望も通るようになりますが、最初は右も左も分からない状態で暗中模索となるのです。僻地ではなくても、若いうちは激務になることがほとんど。1日12時間以上、週6日以上は当たり前です。当直回数も多い。給料も安い。

この時点で既に御結婚されて御家族がいらっしゃる先生も少なくありません。修行も大事ですが、プライベートも軽視できません。結婚や出産を機にこの働き方について考えるようになる医師は多いようです。安定した生活を御希望される先生は30台前半から増えてきます。

医師としての経験を積みたい、でもプライベートも重視したい。そんな先生が増えています。
そのようなお悩みをお持ちの先生はお気軽に弊社に御相談ください。本音のキャリア相談大歓迎です。

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