成田市、新設医学部に医学部用地・附属病院用地を無料貸与する。
医学部用地・病院用地を無償貸与予定 |
成田市の新設医学部問題で、具体的な情報が出てきました。成田市が校舎の設置場所として京成線・公津の杜駅前を選定しました。8月21日の市議会臨時会で、公津の杜駅前の約14,800平方メートルを京成電鉄から取得するための今年度一般会計補正予算案を提出しました。医学部設置を希望する国際医療福祉大から、新たに設立する病院建設・管理会社の資本金150億円のうち、最大20億円の出資を要請され、協議中であると説明しました。医療設備購入費などを含む費用は現時点で約160億円と試算されています。鉄筋コンクリート11階と6階の2棟の建設を予定し、設置費用のうち最大80億円を県と協力して補助する方針も初めて示されました。補正予算案には、校舎の用地取得費として約22億7,600万円が盛り込まれました。成田市は用地を取得した後、医学部設置者に対して30年間無償貸与することを想定しています。付属病院の建設場所として市は、成田空港西側の用地・同市畑ケ田の市有地約15万2,000平方メートルに加え、隣接する畑と山林計約3万5,000平方メートルを約4億円で購入して無償貸与する方針です。 造成費約6億円も市が負担する方針です。市有地は2011年に多目的スポーツ広場を整備するとして約2億5,000万円で取得したものです。
小泉一成市長は「最短で2017年4月の開学で議論されており、逆算すれば校舎は年内に着工する必要がある」と説明しました。
いよいよ本格的に話が動き出したようです。
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