岐阜県の高山日本赤十字病院の産科医不足問題です。常勤医の一人が退職される予定で、後任探しも難航しています。高山日赤病院は飛騨地域の中核病院です。 出産を扱っている、地域で重要な役割を担う存在です。高山赤十字病院の産婦人科常勤医師の一人が退職する意向を示されていますが、後任探しが難航しています。60歳代の最年長の産婦人科医が退職意向をお示しになったことで、いままで5人体制であった常勤医が4人に減じてしまうリスクがあります。妊婦の救急医療の需要に応えられない可能性があります。
高山日赤病院は岐阜大付属病院に支援を要請しましたが、岐阜大側は産科医不足で常勤医の派遣が難しいとの認識を示しています。
岐阜県は補助金を支給して待遇を改善することで医師を確保したい考えです。古田肇知事は
「医師確保のため、処遇改善に向けた支援を病院と県、関係市町で協議している」
と答弁しました。実現すれば、産科医確保に県が補助金を出す初めてのケースになります。
今後も紆余曲折が予想されますが、地域の産婦人科診療が充実することを祈念しています。
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