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韓国人医師の日本流入を懸念する

韓国人医師の日本流入を懸念する

韓国では3月10から10万人の医師が大規模ストライキに入ると宣言、大混乱を起こしています。大韓医師協会(医師協)は朴槿恵政権が掲げる遠隔医療推進の方針などに反対し、事実上のストライキに当たる「集団休診」を行いました。幸い休診した医院は全体の29%に過ぎず、総合病院や大学病院で集団休診に同調した医師も一部にとどまった模様です。
3月10日のストは一日だけのストライキでしたが、24日からは6日間の全面ストライキを続ける計画で、今後も大混乱が予想されます。今回の騒動には大学病院の専門医クラスも参加を表明しており、ひどいことになる懸念があります。
病院という施設、医師という職業は鉄道会社やバス会社とは違います。ストをやるから急病にならないでくれ、怪我をしないでくれといっても無理です。不満があるのはわかりますが、最後は医師の良心にかかっています。

日本人の医師は大人しい人が多いので、こんな過激なことをすることはほとんどないでしょう(私は聞いたことがありません)。ストどころかデモをする先生もほとんどいない。あるのは「立ち去り型サボタージュ」くらいのものです。国民性の違いでしょうか。

2003年の古いデータで、現在の為替相場によっては円建ての年収は違っているかも知れませんが、韓国人医師の平均月収は60万円とあります。年収にしたら720万円です。韓国のサラリーマンの平均年収が150万円程度とあるので、5倍近いです。

一方、日本人医師の平均年収が1,400万円台で、サラリーマンの平均年収は400万円ですからその差は4倍弱。韓国のほうが格差が大きいですね。

いすれにせよ、韓国人医師が日本で働けば給与は倍になるわけです。もちろん、日本の医師国家試験をクリアしないといけませんからハードルは高いですが、何より近い。国内出稼ぎに近い感覚です。

今回、韓国人医師たちが怒っているのは国が遠隔医療を推進するからです。遠隔医療は便利ですが、より少ない医師でより多くの仕事をこなせるので脅威です。医師が反対するのは当然です。遠隔医療の恩恵に与ることのできる医師はごく一部です。職を失う医師が出れば、日本に押し寄せてくることも十分考えられます。国内市場が小さくて食えないから日本に出稼ぎする韓流芸能人とまったく同じ構図です。彼らは悲壮な覚悟をもって背水の陣で日本にやってきます。そんな韓流医師が日本に続々とやってきたら。考えるだけで恐ろしいです。

韓国人医師を日本に招きたいと考えている医師紹介会社もあるようです。
注意深く見守っていく必要があります。

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