外国語OKの拠点病院は公募で選定
2020年の東京オリンピック時には訪日外国人の増加が見込まれます。政府はそれに備えて外国語OKの拠点病院の整備を急ぎます。
メディカル・ツーリズムとは最終目標を異にしていますが、厚生労働省2012年7月に創設した「外国人患者受け入れ医療機関認証制度」を利用するのではないでしょうか。ちなみにこと制度を受け、日本医療教育財団が初めて3施設を認証しています。このときは都内の医療機関は含まれていません。
今回の朝日新聞の記事によると。拠点病院は公募し、外国人が多い地域から選ぶとしています。例えば六本木辺りが対象になりましょうか。国家公務員共済組合連合会の大きな病院もあります。東京オリンピックを契機に選定された30の拠点病院が、その後も外国人向け医療機関として存続すれば、ビジネスで東京に滞在する外国人にとってメリットになり、東京の地盤沈下を食い止める力にもなりそうです。