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大病院の外来患者抑制策

投稿日:2月 15, 2014 更新日:

2014年度診療報酬改定

2014年度診療報酬改定のなかで、疑問を感じるのは「500床以上の全病院の外来制限」です。

 「紹介率40%未満、かつ逆紹介率30%未満」の500床以上の全ての病院について、初診料209点(紹介のない場合)、外来診療料(他の医療機関に逆紹介したにもかかわらず、当該病院を受診した場合)54点に、それぞれ設定されます。消費増税対応で、2014年度改定後の初診料は282点、外来診療料73点にアップする予定であり、大幅な引き下げと言えます。ただし、経過措置があり、2015年3月31日までは現行通りとなります。
「ほかの医療機関へ紹介したにもかかわらず受診した」
そんな患者、よく見かけませんか?大病院志向で、とにかく大きな病院に食いついて離れないスッポンのような患者です。
その病院の「かかりつけ患者である」という権益を手放したくないという気持ちがそうさせています。万一の時にかかりつけ患者なら診てもらえる、入院させてもらえるという意識がそうさせるのです。
外来で散々時間をかけて説得して、紹介先まで斡旋してあげて、紹介状まで持たせてあげたのに紹介先にはいかずにシラッとまた来る。
「俺の努力は何だったんだ・・・」
イラつきますよね。
そういう例を減らすための施策といいながら、こんな患者がまたシラッと受診した際の外来診療料が引き下げられるとは。これでは抑止力とはなり得ませんね。
むしろ、
「開業医に行くと高い!」
なんて行って戻ってくる患者が増えかねません。紹介したのに無視して居座る患者の外来診療料は寧ろ上げないと行けませんよね。
それとも、自院の患者を開業医に送り込めなかった大病院の先生に対するペナルティなのでしょうか。
「もっとしっかりやれ!」
「ちゃんと開業医を受診するようにしっかりお膳立てをしろ!」
そのための罰ゲームなのだろうと思えます。

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