神戸市に外国人医師向け研修施設、10月オープン
神戸市の医療産業特区に連携した動きと思われます。ポートアイランドに外国人医師が医療研修を受けられる施設が10月にオープンします。
「ひょうご神戸 グローバル・ライフイノベーション特区」が正式名称ですが、特区での外国人医師の診療のためには外国人臨床修練制度を活用します。兵庫県と神戸市は臨床修練期間の弾力的運用(2年→4年)、渡航する家族への在留資格の付与、臨床修練を受ける外国人医師に対してモチベーションの維持・向上に繋がる報酬の支払いを可能とするよう、規制緩和を国に求めています。
神戸市の医療産業都市では、理化学研究所発生・再生科学総合研究センターが、目の難病「加齢黄斑変性」を治療する世界初の臨床研究を進めており、今夏にもiPS細胞から作った網膜組織を移植する手術が行われる見通しです。また、神戸の理化学研究所はSTAP細胞でもその名を轟かせました。日本で一番熱い特区です。