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外国人医師らへの規制緩和含む11年成長戦略を閣議決定

外国人医師らへの規制緩和含む11年成長戦略を閣議決定

来ました、「平成の開国」。
「外国人の医師や看護師の臨床修練制度に関して、許可申請書類を簡素化するための省令改正などを4月までに実施」だそうです。

外国より労働環境が悪い日本に医師が来るでしょうか?それに、外国人医師の診療許可にはリスクがあります。それは外国人のモグリの医者を跋扈させるリスクです。現に、日本の医師国家試験を偽造した外国人が逮捕されています。こうした悪人と対峙せざるを得ず、国民をニセ医者の嘘の診療から守る手間をかけねばならないわけです。代償は小さくありません。よく考えてから対応すべきでしょう。

今後のTPP受け入れで問題なのは、外国人医師の流入というよりもむしろ「医療の市場開放」を迫られる可能性です。現在の広く保険でカバーされた診療から混合医療へ移行させられる可能性が高いです。保険の範囲内でできることは大幅に制限。それ以上は自費。TPPでは弁護士も門戸開放ですから、米国的な医療訴訟が増加するでしょう。

医師数増加が日本政府の意向ですから、急性期病院の人員は今後拡充される方向に行くでしょう。売りの無い開業医は淘汰、専門性を欠いたアルバイト医師も淘汰でしょう。日本国内に残って粛々とやっていても、良い思いをできる先生はごく少数になるでしょう。

40代を超えると冒険は不可能です。これから受験を迎える10代の若者は定員増でレベルの下がった日本の医学部に満足しないでいただきたい。語学を勉強して海外の医学部に行って世界に雄飛できる人間になって欲しいです。

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