GEとインテル、ヘルスケア事業で合弁
GEはITを駆使した高齢者在宅医療に力を入れているが、この分野でインテルと合弁を組むらしい。
Intelの在宅患者向け医療機器「Intel Health Guide」は、慢性疾患を持つ患者の治療に当たる医師のサポートを目的とするものである。医師が在宅患者の状態について最新情報を取得できるほか、患者と医師の間のコミュニケーションが可能にする。
遠隔医療分野では、米Qualcommも日本国内でプロジェクトを開始している。GE,Intel,Qualcommといった海外企業の参入によって日本の在宅医療が大きく変わるかもしれない。
このようなトレンドは日本国内に限ったことではない。日本経済新聞によれば、遠隔医療は欧米においても順調に伸びている。欧米での在宅など遠隔医療の市場規模は09年に約30億ドル(約2600億円)だったが、12年までに77億ドルに増えるとの予測もある。GEとインテルは提携を始めた09年4月から5年間で同分野に2億5000万ドル以上を投じる方針を決めているという。