医局を円滑に辞めるために必要な手続き。
先生が所属されている医局には同期の医師、同年代の医師、お付き合いのある医師がいると思いますが、人的ネットワークは貴重な財産です。
ご自分が医局を辞める際にサポートしていただける先生がいれば、心強いですね。
独力で円満な退職をするのは大きなエネルギーが要るものです。
退局を表明してもすんなり通るとは限りません。そのような場合には仲間の力を借りましょう。先生が抜けてしまえば、勤務のシフト調整が困難になることもあり得ますが、仲間の先生が協力的であれば、それをフォローしてくれるはずです。
このように、仲間は貴重な財産になり得ますが、相談する相手は選びましょう。
これは、医局を辞める際に注意すべき点です。第一に重要なのは口の堅さです。退局の意向が事前に上司や医局上層部に漏洩すれば、その時点でアウトです。また、一足先に辞められることを妬む人間もいるでしょう。面白く無いのでわざと足を引っ張ることもあるでしょう。ですから、相談する相手は信頼できる最小限の相手にとどめましょう。