なりすまし医師に実刑判決
検診で荒稼ぎしたニセ医者事件の犯人に続き、ニセ医者事件を働いた柔道整復師にも実刑判決です。勉強せず正しい医学知識を持たないままに医師を騙って診療行為の真似事をすれば最悪の場合救えた命を救えないという結末になります。殺人未遂罪が適用されても不思議はないくらいの重罪です。実刑は当然で、むしろ刑期が短すぎるくらいでしょう。この程度では模倣犯がまた出ます。
医師なりすましに実刑 「健康に害悪及ぼし危険」
共同通信社 2013年11月27日(水)医師になりすまして患者を診療したとして、医師法違反の罪に問われた「高尾クリニック」(東京都八王子市)の元実質経営者で柔道整復師の・被告(45)=群馬県太田市=に、東京地裁立川支部は26日、懲役1年6月、罰金70万円(求刑懲役2年、罰金70万円)の判決を言い渡した。判決理由で諸徳寺聡子(しょとくじ・さとこ)裁判官は、医師免許を持たず注射や縫合などの医療行為をしたことは「多数の患者らの健康に害悪を及ぼす危険な行為」と指摘。「自己の責任を矮小(わいしょう)化する供述に終始するなど、反省していると思えない」と述べた。判決によると、・被告は2011年1月から12年12月、医師と偽り、クリニックの患者13人に注射をするなどの医療行為をした。