東北薬科大の医学部設置計画は文部科学省大学設置・学校法人審議会の審査を経て、８月に文科相が認可する見通しです。2016年4月の医学部新設を目指しています。現在、取得交渉を進めているのがＮＴＴ東日本東北病院です。
仙台市若林区のＮＴＴ東日本東北病院（199床）の経営を譲り受け、東北薬科大学医学部付属病院として運営する方向で交渉を進めています。
東北薬科大学側は「まだ何も決まっていない」と説明していますが、ＮＴＴ東日本東北病院は「事業譲渡に向けて薬科大と交渉している」と話しています。
ＮＴＴ東日本東北病院は、旧電電公社が1979年に開設した中規模病院で、診療科目は22にのぼります。建物は地上5階地下1階。外来患者は１日平均約530人となっています。取得することにより、既にある宮城野区の薬科大病院（466床）と合わせた病床数は、医学部付属病院に必要とされる600床を確保する見通しとなりました。
東北薬科大は医学部新設に向け、仙台医療圏でＮＴＴ東北病院に加えてもうひとつの病院を取得する計画です。既に基本合意書を締結している模様です。当面は第2、第3付属病院として運営して2018年度の新病棟完成時に本院（約600床）と分院（約130床）、無病床診療所に整理統合する方針です。
東北地方で転職、アルバイトをお考えの先生、お気軽にご相談ください。 全力にて対応させていただきます。