韓国の医師免許がUAEで通用するようになります。
我が国の出遅れ感が否めません。
韓国で取得した医療免許、UAEでも認定へ
朝鮮日報 2014/9/23早ければ年末から、韓国で取得した医師免許や看護師免許などがアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビでもそのまま認められるようになる。試験や面接なしで韓国医療従事者の免許が海外で認定されるのは、今回が初めてとなる。
UAEを訪問している保健福祉部(省に相当)の文亨杓(ムン・ヒョンピョ)長官は21日、アブダビ保健庁の庁長らと 会い、こうした内容に合意した。近ごろ韓国の病院のUAE進出が拡大している中、最大の障害だった医療従事者の現地免許取得問題が解決することになる。こ れまで、韓国人の医師や看護師がUAEの医療免許を取得するには筆記試験や英語の面接試験を受けねばならず、取得までに3-10カ月ほどかかっていた。
韓国からは、2011年に脊椎(せきつい)を専門とする「ウリドゥル病院」、12年にはリハビリ専門の「ボバース病 院」がドバイに進出した。今年はソウル大学病院とソウル聖母病院がそれぞれシェイク・ハリーファ専門病院(SKSH)、VPS健康診断センターと委託運営 契約を結んだ。
今回の合意に基づき、アブダビ保健庁は「免許管理規定」を改正し、年末ごろに韓国医療従事者の免許を全面的に認定する計画だ。それまでは、韓国政府が推薦する医療従事者に対し、免許審査期間を短縮する。保健福祉部は、アブダビ保健庁のこうした決定は遠からずUAE全域 で適用されると見込んでいる。年内に韓国医療従事者150人を派遣する予定のソウル大学病院、25人を派遣予定のソウル聖母病院が恩恵を受けることになる。
UAEが現在、免許取得試験が免除される「1級」に分類している国は、米国、英国、カナダ、オーストラリア、ドイツ (一部医大の出身者のみ)など英語圏の国に限られている。韓国や日本、シンガポール、インド、ノルウェーなど24カ国が「2級」とされているが、韓国がア ジア諸国のうち初めて1級に分類されることになった。