人口が減少し衰退する日本には、多くの大学に遍く科研費をバラ撒く余力はありません。少子化する日本では大学の選別を行うのが当然です。競争力の無い大学は淘汰、潰れて頂くしかありません。その一方で、頑張っている大学には予算を多めに配分する必要があります。限られた予算を日本の将来のために有効に使うにはこうするしかありません。
ややもすれば天下り役人とポストの欲しい先生方が無駄な大学を新設しがちです。これを止めるのみならず、不要な大学がないかどうか不断に見直しを行い、淘汰していかねばなりません。大変な抵抗に遭うでしょう。血が流れ、死人が出るかも知れませんが、怯まずやっていくしかありません。
繰り返し書いていることですが、医学部にも同じことが当てはまります。各都道府県にある医学部が小予算でマチマチに小研究をしていても仕方ありません。研究する医学部はせいぜい数個に限定すべきです。その代わり、潤沢な資金を投下して世界に伍する研究をする。研究をしない医学部は医師養成に特化する。無駄な教授・教官は臨床医になってもらう。そうすれば医学部定員増などせずに医師不足を解消できます。
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