医師不足

岩手県立病院が65歳以上の医師を常勤で公募する

未曾有の大災害、東日本大震災から4年が経ちました。

あらためて震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。

また、被災されたみなさまにお見舞いを申し上げますとともに、

今なお不安な生活を余儀なくされている方々が一日も早く安心できる暮らしに戻れますよう、

心よりお祈り申し上げます。

しかしながら、東北地方の医師不足は深刻さを増しています。岩手県も決して例外ではありません。公立病院の医師の定年は65歳ですが、まだまだ働ける先生を退職させてしまうのは勿体無いと思います。
非常勤で勤務を続ける先生もいらっしゃいますが、待遇が大きく落ちてしまいます。そこを何とか・・・と思いますが、岩手県がやってくれました。
岩手県立病院では65歳を過ぎていても、「経験豊かなシニアドクター」と考えて正規職員として採用する方針を打ち出しました。
背景には依然として深刻な医師不足があります。岩手県立病院の常勤医は2001年度に545人であったものの、今年1月には504人に減ってしまいました。今後、被災した大槌、山田、高田の県立3病院を再建するため、患者の受け入れには、医師確保が急務になっているのです。 

応募資格は医師免許取得後、臨床経験が10年以上あり、常勤の意思がある人としています。募集人数は10人程度。勤務先はすべての県立病院で、病院と本人の意向で調整します。採用は4月以降。3年間の任期がありますが、5年間まで延長できます。 
65歳以上で非常勤で勤務するよりも年収で200-300万円給与アップするのも大きな魅力でしょう。福利厚生もある。とても魅力的な案件ではないでしょうか。

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